# 参照リンク - [[祝] Amazon Bedrock AgentCore が一般提供開始(GA)しました!](https://dev.classmethod.jp/articles/amazon-bedrock-agentcore-ga/) - [Amazonワークショップ](https://catalog.us-east-1.prod.workshops.aws/workshops/abd92795-9a36-4e63-a115-ad04f483248c/ja-JP) - [AmazonワークショップのGitリポジトリ](https://github.com/aws-samples/sample-amazon-bedrock-agentcore-onboarding) - [開発ガイド](https://docs.aws.amazon.com/bedrock-agentcore/) - [Strands Agents](https://strandsagents.com/1.x/) - [Strands Agents – オープンソース AI エージェント SDK の紹介(AWSブログ)](https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/introducing-strands-agents-an-open-source-ai-agents-sdk/) ## AgentCoreとは - 生成AIエージェントを「安全・安定・本番向け」に動かすための共通基盤。2025-7にプレビュー2025-10にGA。 - 従来の「Agents for Amazon Bedrock」との違い - 2025-12現在、AWSコンソール上のBedrock>エージェントのメニューにリンクされているのは「Agents for Amazon Bedrock」のこと(Coreとは別) - 「Agents for Amazon Bedrock」は、Lambda関数やMCPサーバーをtoolとして利用可能でGUIから楽に作成できる「完成品」のサービス(ノーコード、ローコード寄り)。 - 呼び出しはAWS SDKやCLIなどから(IAM認証ベース)。 - AgentCoreはよりコア(基盤)の部分を提供。より高度なユースケースに対応。 - Agentを使いたいのみであればCoreを利用することは必須ではなく「Agents for Amazon Bedrock」で十分の場合も。 - agentのコードはStrandsAgentsライブラリを利用して実装するのが基本ぽい?(python用とtypescript用のSDKがあるがtypescriptは後発でpython利用が主流?GenUもagentCore関連コードのみpythonで実装) - Strands AgentsはAWSが開発しているオープンソースのAIエージェント開発用SDK(Bedrock専用というわけではない) # Agent Coreが提供するサービス - Runtime: AI エージェントのためのサーバーレスな実行環境 - リクエストを処理する時のみ稼働。最大 8 時間の長時間タスクも実行可能 - 実際の稼働時間のみ課金の対象となり、LLM の応答待ち時間は課金対象外となる - セッションごとの隔離による機密性 - MCP のプロトコルでアクセス可能なランタイム - 各セッションは専用の microVM で稼働し、メモリ、ファイルシステム、演算装置 (CPU) が互いに独立 - AI エージェントごとに処理をトレースする組込みの機能 - 実装言語・フレームワークによらず特定 API を実装する Docker コンテナであれば動かすことができる(といいつつStrandsAgents利用が基本?) - 特定 API → "@app.entrypoint"注釈をつけたinvoke関数? - Identity: AIエージェントを安全に公開するための認証認可を提供 - 例としてRuntimeで稼働させるエージェントにCognitoを連携させてOAuthベースの認証認可を提供。 - Gateway: 外部サービスを MCP で利用できるようにして接続する - 例としてLambda関数をMCPで接続できるようにする - Built-in tools - Code Interpreter: AI エージェントがサンドボックス環境で安全にコードを記述・実行するためのサービス - インフラストラクチャの管理が不要 - AIが生成したコードを、完全に隔離された環境で実行することで、ワークロードの安全性を確保 - リクエスト時に即時にプロビジョニングが行われ、使った分だけの従量課金 - デフォルト 15 分、最長 8 時間までの長時間実行をサポート - Browser: Web アプリケーションを操作およびテストし、オンライン リソースにアクセスし、Web ベースのタスクを実行できる、安全で分離されたブラウザー環境 - Webベースの公開情報からの情報取得のために利用?ボタンClickなどのUI操作も可能ぽい - [ClathMethod社ブログ:[Amazon Bedrock AgentCore] AgentCore Browser をAIエージェントで操作してみた](https://dev.classmethod.jp/articles/amazon-bedrock-agentcore-agentcore-browser-sample/) - Observability: End to End での動作監視(モニタリング) - Memory: 短期・長期記憶機能による文脈認識 --- # WorkShop Memos ## 【memo】01_code_interpreter - cost_estimator_agent.pyの"estimate_costs"関数をテストコードから実行するラボ - agentの実装をローカルで実行している(AgentCoreの機能としてはInterpreterしか利用していない) - @toolとして実装したものと、MCPサーバーとして提供されているものをtoolsとして指定して、config.py に定義のプロンプトを実行 ## 【memo】02_runtime - 01のagent実装をAgentCoreにデプロイして、コンソール画面から実行するラボ - DockerイメージのビルドとECRへのデプロイを行っている